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「みみちゃん物語」⑦
みみちゃんの日常と治療の日々!! <続き>

私とA常務は、帰りの車の中でこれからどーしょうか?と色々な相談をしていた。とにかく、命ある限り治療をやってみようということになり、今までにも増して、二人で毎日のようにみみちゃんの世話をした…。

私は家から遠赤外線の暖房器具を持ってきては、毎日何十分か暖めたり、マッサージをしたり、足を引っ張ったり、歩かせてみたりした(私やA常務が留守の時は、牧場のスタッフの手も借りながら…)。

そんな中、みみちゃんの足は相変わらずだけど、それなりに体も大きく成長してきているので、治療棟では手狭になり、哺乳牛舎(哺乳牛舎とは、1ヶ月~3ヶ月までの牛が入っている牛舎のこと。)へお引越しをすることにした。みみちゃんは、哺乳牛舎で一番端の枠に入居。その隣の枠には元気な仔牛たちがいて、みみちゃんに興味を示して寄ってくると、みみちゃんは初めて見る仔牛たちに驚いて嫌がり、人が来ると喜ぶという感じ…。

それからというもの、だんだんと私の手からは離れていって、スタッフのK橋くんやO崎さん、F場長が担当してくれるようになり、A常務の指示の元、みんなでみみちゃんのお世話をするようになった。その時の話では、足のマッサージをするのに手を出すと、犬のように自分の前足を“お手、おかわり”をするように手に足を乗せてくるようになっていたらしく、みんな優しい人なので、みみちゃんのことをとっても可愛がって育ててくれた…。

私がたまにA常務からみみちゃんの状態を聞き、一緒に見に行く時などは「みみちゃーん!みみ子ー!!元気かい?」って声を掛けると、覚えてくれているみたいで近寄って来て、手を出すと頭を撫でて欲しいらしく、どんどん舐めてきたり、嬉しいのか、びっこだけど走って見せたりしてくれる(走っている姿は笑えるけど…。可愛い)。

そんな人好きなみみちゃんは、この頃には日常生活に支障がない程になっていたので、A常務の判断で、辛かった治療も終了することとした。みみちゃんは既に12ヶ月になっており、だいぶ成長したこともあって、今度は、他のジャージー牛たちと一緒に育成牛舎(育成牛舎とは、4ヶ月~12ヶ月までの牛が入る牛舎のこと)へお引越しをした…。


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みみちゃん物語 | 13:30:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
「みみちゃん物語」⑥
みみちゃんの日常と治療の日々!!<続き>

R学園に到着すると、獣医志望の学生さんたちが何人か家畜車の所まで迎えに来てくれて、いざ治療室へ…(みみちゃんはオドオドしている…)。そのみみちゃんを何人かで押さえて教授が診療…。

学生さんたちと教授がみみちゃんの前右足の毛を剃ってレントゲンを撮ることになった。みみちゃんは人には慣れているので学生さんたちが優しくしてくれると、だまってされるがままになっている。

私はその様子を我が子の様に心配で…、心配で…。ずっと立って見ていた。

その後何十分かして、教授がレントゲン写真を持って来てA常務と話している。診断の結果はやはり前右足の小骨が折れて関節の間に入っているので、筋肉の発達も悪く、手術も無理とのこと。教授からは足がびっこで“モノ”にはならないかもしれないが、ドクターであるA常務がいるので「まぁ~、何か自分たちで判断してやってみては…」と言う診断結果が出された。

みみちゃんは、ミルクもたくさん飲むし、人に慣れていて、すくすく育っているのも目に見えて分かるのに、このままだとどーなっちゃうのか…?すごいショック……!!

そんなこんなで、とりあえず、みみちゃんを家畜車に乗せ、帰路牧場へ…。

次回へ続く……


みみちゃん物語 | 13:25:39 | トラックバック(0) | コメント(0)
「みみちゃん物語」⑤
みみちゃんの日常と治療の日々!!

私とA常務が朝夕のミルクやりと、日に何度か様子を見に行くと、相変わらず、みみちゃんは治療棟でひとり淋しくほぼ寝たままの生活…。

朝夕のミルクやりの時には、哺乳瓶にミルクを入れて持って行くと、何とかして起き上がろうとするので、少し意地悪をして少しづつ哺乳瓶を動かしては1~2歩と歩かせたり、足を引っ張ったり、マッサージをしたり…。
みみちゃんはというと、ミルクを飲んでいる時だけは、痛みを忘れてしまうのか?それはそれは‘モ~’夢中で2ℓを飲み干す。そして飲み終えると、まだ足りないとばかりに空になった哺乳瓶やら、私たちの服やら、どこでも吸い付いてくる…。
その姿を見ていると、また可愛さが倍増する…。

そして、食事の後は、みみちゃんの嫌いな注射やリハビリ…。
リハビリ後は決まって、みみちゃんもかなり疲れており、ほとんど動かなくなる…。
私は、そんなみみちゃんに声を掛けながら、足やら体の色々なところを摩ってあげていると、私の膝の上に顔を乗せて目をつぶって眠りにつく…(重たいけど可愛いので起こさないように我慢しながら、ひたすら静かに、ただ撫でながら、しばらくそのままいる)。

A常務から「今日は、これで‘モ~’いいんじゃない…」と言われ、そんな感じで毎日を過ごしている、私たちとみみちゃん…!

朝夕のミルクを飲んでスクスク育ってはいるが、足が良くなる様子もないので、A常務の提案で江別市にあるR学園大学の有名な教授に診てもらうことにしたが…。
みみちゃんは連れて来た時よりも大きくなっているため、プラド(社用車)で行くと後が大変…!!そこで今回は、家畜車で高速に乗り、いざR学園へ……。

次回へ続く……。


みみちゃん物語 | 15:18:27 | トラックバック(0) | コメント(0)

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